カヤックフィッシングを楽しむ中で、どうしても気になるのが「ロッドが海に落ちて沈んでしまう」というリスクです。私も以前、沖でカヤックが不安定になり、ロッドを海に沈めてしまった経験がありました。その時の悔しさは忘れられません。海に沈んでしまうとロッドは見つからず、海底に消えてしまいます。せっかくお気に入りのロッドを用意しても、このリスクは避けられないのがカヤックフィッシングの現実です。
そこで今回、「ロッドを落としても沈まない方法」を試してみました。なんと、釣りYouTuberのあきみささんが、シンプルな材料で行う浮力対策を紹介していたので、それを参考にしてDIYに挑戦しました。
今回は、その方法をご紹介しつつ、実際にテストしてみた結果もお伝えします!
### 必要な材料と準備
このDIYは、簡単な材料を使って短時間でできる浮力対策です。以下の材料を揃えれば、ロッドが海に落ちても沈まないようにすることが可能です。
1. **エアコンのパイプ保護材(耐熱パイプカバー)**
通常、配管などに使用するもので、断熱性が高く浮力もあるため、ロッドのグリップ部分に装着して浮かせることができます。
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2. **接着剤**
しっかり固定するための接着剤が必要です。屋外や水場でも剥がれにくいタイプのものがおすすめです。
3. **仮止めテープ**
接着剤が乾くまで保護材を仮止めするために使います。
4. **ハサミ**
保護材をロッドに合わせてカットするためのものです。
### 作り方
以下の手順で簡単に作成できます。
1. **保護材をカットする**
まず、ロッドのグリップ部分に合わせてエアコンのパイプ保護材を適当な長さに切ります。長すぎても扱いにくく、短すぎると浮力が足りなくなるため、グリップの長さに合わせて調整するのがポイントです。
2. **保護材に切り込みを入れる**
カバーの真ん中が空洞になっているので、そこにロッドをはめ込むために縦に切り込みを入れます。
3. **ロッドに取り付ける**
切り込みを入れた保護材をロッドのグリップ部分にはめ込み、接着剤をつけて固定します。仮止めテープでしっかり巻き付け、接着剤が完全に乾くまで待ちます。
4. **仮止めテープを外す**
接着剤が乾いたら仮止めテープを剥がし、保護材がしっかり固定されているか確認します。これで、ロッドのグリップ部分に浮力を持たせることができました!
### 実験:実際に浮くかテストしてみた
DIYで浮力対策を施したら、実際に水に浮くかどうかをテストしてみることにしました。私が使用しているリールはツインパワーSW5000HGで、重量は約500gです。このリールを装着したロッドにさらに500gのウエイトを取り付け、水に浮かべて実験しました。
結果は「見事に浮く」ことが確認できました!ロッドとリールの重さを支える浮力があることが実証されたので、万が一海に落としてしまっても、これで安心です。
### 注意点と補足
この浮力対策は、DIYの参考例としてご紹介していますが、いくつか注意点もあります。
- **自己責任で行ってください**
あくまで参考として試しているもので、必ずしもすべてのロッドで効果があるわけではありません。浮力が十分であるかを確認し、実際の釣り場で使う前にテストすることをおすすめします。
- **空のペットボトルで補助する方法もあり**
さらに浮力を高めるために、ロッドコードに500mlの空ペットボトルを取り付ける方法も有効です。これで万が一保護材の浮力だけでは足りない場合でも、ロッドが沈むリスクを減らせます。
### まとめ
カヤックフィッシングは自由な釣りスタイルを楽しめる一方で、ロッドの水没リスクがあります。しかし、ちょっとした工夫でこのリスクを軽減し、大切な釣り道具を守ることが可能です。今回の浮力対策DIYを参考にして、釣りをより安全に楽しんでみてください
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